IFAの平均年収

長年の経験を活かして高収入のチャンス

IFAの給与形態と報酬体系について

「IFAは高収入」「年収は1000万円以上」とも言われていますが、とても気になるところです。

IFAの平均年収についてお伝えする前に、IFAの働き方や雇用形態について解説しましょう。一般的にIFAのワーキングスタイルは、IFA専門の会社で正社員として働く方法と、証券会社など特定の金融機関との業務委託契約の締結による完全歩合制のいずれかとなっています。

IFAが正社員として働く場合は、サラリーマンと同様に月収や賞与(ボーナス)が支給されるのが一般的です。一方、業務委託契約による完全歩合制の場合は、業務委託先の企業独自の制度により、相談件数や契約数に応じて報酬が支払われるケースが多いです。業務委託契約による完全歩合制の場合は、平均年収が1000万円を超えるケースも少なくありません。

現在、特定の企業に業務委託契約を締結したIFAの多くは、銀行や証券会社などの金融機関で投資信託関連の営業に携わってきた経験があります。銀行や証券会社を退職した後も、これまでの経験を上手に活かせるのがIFAならではのメリットと言えるでしょう。

業務委託契約のメリットとは

特定の企業の社員として働くのではなく、業務委託契約を締結するIFAが増えていますが、具体的にはどのようなメリットが挙げられるのでしょうか。

業務委託契約により個人事業主やフリーランサーとして仕事をするため、特定の企業に属する社員とは違い、社風や社則に縛られることもありません。報酬体系は基本的に歩合制であるため、営業社員のように厳しいノルマを課せられることもまずないでしょう。

平日は月曜日から金曜日まで朝9時までに出社して夜遅くまで残業といった働き方ではなく、ライフスタイルに合わせて自由に働けるのが大きな魅力です。資産運用に関する相談件数や契約数が多ければ多いほど報酬が高くなるため、自分の頑張り次第では2000万円以上の年収も夢ではありません。

万が一、十分な成果が出せない場合は報酬も下がりますが、長年の営業経験や専門的知識をフルに活かし、高収入のチャンスもありますので、やり甲斐が感じられるでしょう。